スノーボードツアーと予算について

スノーボードツアーを申し込む際は、予算次第で選択肢も変わりますよね。予算は多いに越したことはありませんが、少なくても予算に合わせた楽しみ方をすれば、ツアーを楽しむことは十分に可能です。安さを求めて、金額にだけ注目してしまうと、ツアー選びに失敗しかねないので注意しましょう。

ここでは、予算の使い方や節約出来るポイントについて紹介します。

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予算に余裕がある場合

希望のスノーボードツアーを選んだ上で予算に余裕がある場合、ちょっとの工夫で、ツアーをより快適なものにすることも可能です。もちろん、次のツアーに備えてお金を貯めるというのでも構いません。

けれど、ほんの少しの出費で、ツアーをもっと楽しめるようになるなら、選択肢として考えておくことは得策ですよね。ポイントは、プチアップグレードです。レストランでの食事を部屋食に変えたり、部屋のランクを上げたり、ちょっとだけ豪華にすることで、滞在中の居心地はずっと良くなります。

また、宿泊先にスパがあれば、マッサージを利用することもお勧めです。その日の内に疲れをとるようにすれば、次の日も元気にスノーボードを楽しめますし、帰宅後に疲れ切ってしまうといったことも避けられます。予算に余裕がある場合には、ちょっとだけアップグレードして、ツアーをほんの少し豪華にすることがお勧めです。

予算が限られている場合

予算が限られている場合には、ツアーに何を望むのかといった部分をしっかりと考えることが欠かせません。ツアーの料金は、行き先や滞在日数、利用時期によって異なります。予算内で参加出来るツアーなら何でも良いという場合には選択肢も増えますが、どうしても特定のゲレンデが良いといった様に拘りがあるなら、選択肢はぐっと狭まります。

したがって、予算を使う上で、優先したいことが何なのかといったことをハッキリさせることが欠かせません。また、予算が少ない場合にありがちなミスとして、料金にばかり注目してツアーを選んでしまうといった点が挙げられます。

確かに、予算が限られているので、料金の安さに惹かれてしまうというのは仕方ありません。

けれど、ツアーの料金そのものよりも、料金に何が含まれているのか、中身を確認することの方がずっと大切です。というのも、単純な料金の比較だけでツアーがお得かどうかは判断出来ないからです。例えば、リフト券のみのツアーと、リフト券に移動手段、食事が付いているツアーがあったとします。

料金面だけを見れば、当然、リフト券のみの方が安くなりますよね。けれど、移動手段や食事代を自己負担した結果、それらが付いているツアーより割高になってしまうといったことも少なくありません。その他にも、宿泊することになれば宿泊費、スノーボードやウェアなどを借りる場合にはレンタル代といったものがかかります。

ツアーを利用せずに独自で用意した方が割安になるものもあれば、かえって高く付くといった場合もあるので、個人で判断することは中々難しいかもしれません。予算に余裕が無く選択の幅が狭いからこそ、検討する手間も増えますが、限られた予算を無駄にしないためにも、しっかりと吟味することが大切です。

ツアー中にかかる費用をリストアップし、ツアーに含まれるものと自己負担になるものを確認することがポイントになります。

予算を抑えられる部分

スノーボードツアーで予算を抑えられる部分と言えば、食事です。レストランを利用せず、コンビニで済ませれば、簡単に出費は抑えられますし、ゲレンデにあるレストランではなく、近くのレストランを利用すれば、混雑による時間の浪費を防いだ上、安く済ませられるといった場合もあります。

ツアー先の環境にもよりますが、食事は、割と簡単に節約出来る部分と言えます。そして、宿泊をする場合に確認しておきたいのが、部屋の条件です。同じ部屋でも、食事付かどうか、禁煙か喫煙かといった条件が変われば料金も変わります。

また、同じ広さの部屋でも、和室と洋室といった違い、部屋からの眺めや何階かといった部分で料金が変わることも珍しくありません。より安い部屋が利用出来ないか調べてみることもお勧めですよ。

予算を抑えるための工夫

スノーボードツアーの予算を抑えるために効果的なことと言えば、ツアー先の変更が挙げられます。やはり行き先が同じツアーだと、料金は似たり寄ったりといった結果になりがちです。大きく予算を見直したいなら、思い切って、行き先を変えることが有効と言えます。

また、ツアーの行き先を変えたくない場合には、利用時期をずらすことがお勧めです。土日よりも平日、シーズン中よりはオフシーズンといった様に、利用者が少ない時期の方が料金も安くなります。同じツアーでも予算を抑えられるので、お勧めの方法と言えます。

また、ゲレンデまでの交通手段を見直すことで予算が抑えられる場合もあります。電車やバスを利用する場合、交通費は利用者一人一人にかかりますが、車を利用した場合には、何人で利用しても必要となる金額は同じです。

かかった費用を人数分で割った金額が一人当たりの負担となるので、人数が多い場合には車を利用することで予算が抑えられるかもしれません。ただし、運転手には負担がかかるので、その点についてはよく考える必要があります。

運転からくる疲れのせいで、現地に到着してもスノーボードを楽しめなかったり、スノーボードを滑った疲れから運転が疎かになったりといったことがあっては意味がありません。特に、往復の運転を一人で担当する場合には、運転手に多くの負担がかかりますので、よく検討することが大切です。

ツアーに参加する際の注意点

スノーボードツアーのメインといえば、スノーボードですよね。気軽に楽しむために装備や器具のレンタルを利用する人も多いですが、やはり自分の足にあった靴とスノーボードは欠かせません。サイズの合わない靴で滑ったり、違和感を抱えたまま利用を続けたり、といったことは怪我に繋がってしまうので注意が必要です。

普段から、自分に合う靴が見つけにくいといったタイプの人は、自分の靴を持参した方が無難と言えます。また、レンタルを利用する場合には、常時、サイズが豊富に揃っているかどうかといった点をしっかりと確認しておくことが大切です。

サイズを指定し、事前に予約出来る場合もありますが、同じサイズの靴でもメーカーによって履き心地が全く違うといったことも珍しくありません。現地に着いてサイズ変更を希望する人は意外と多いのですが、十分な在庫がない場合には、サイズ変更に対応してもらえないといったことも考えられます。

最悪の場合、合わない靴のまま滑ることになってしまうので注意が必要です。スノーボードを楽しむためにも、レンタルを利用する場合には靴のサイズや在庫について、しっかりと確認しておくことが大切ですよ。